拓けてきた展望から、出発点を見おろし、現在地を確認する。
Phase1.「未来の拓き方」=「自分にできること」×「みんなの喜ぶこと」
はにわの森は、元々は里山というか、だたの放置林(水源の雑木林と沢沿いの杉林)。
暮らしをゼロからデザインするために、
人類の歴史を追体験するために、
搾取せず、またされずに在れる桃源郷を共有するために、
いつでも自分自身に戻れる「森」を拓くことにした。

せっかくだから「自分にできそうで、みんなに喜んでもらえそうな」、次世代と現世代をつなぐ教育の場にしたいと思った。
4年間整備を続け、ようやく拓けてきた展望から出発点が見える。
Phase2.「自給自足体験ができるオフグリッド小屋」×「世界観を広げられるシェアハウス」
キブツやシェアハウスでのライフスタイルを、もっとエコでエシカルにできたらいいと思っていた。
ご厚意により引き継いだ研修棟、色んな人が来てくれ、住人も増えてきた。
実践によって、自給小屋の暮らしも形になって来た。
今夏、鶏小屋やエコトイレが追加された。
コロナ対応もあって屋外シェアキッチンも整備。
すこしずつ電化を進めていく。
ミニマムな暮らしは固まったので、当面は地道に完成させる。
折を見て、規模を大きくし、シェアハウス(山村留学施設)を目指す。
Phase3.「ハード」から「ソフト」へ
ハード整備が進んできたので、ようやくソフトがイメージできてきた。
そこで誰が誰と、どんなことで喜怒哀楽し、どんな創造的なライフスタイルを営むのか。
そこで蓄積されるノウハウ、共創されるプログラムを持って、世界に還元する。
からっぽの「はにわの森」に、魂を込める。
「半林半X」「草木染」「木工」「おもちゃづくり」「教材開発」etc...
Phase4.「ソフト」から「継続」へ
その魂をもって、生きていくだけのエシカルな糧を得、継続する。
その魂を次世代に渡していく。
現在地は、Phase2。
たまに展望を確認しつつ、地道に足場を固めようと思う。
