【蒜山こども源流キャンプ】について
火起こししてたき火をしたい。
竹でそうめん流しを作りたい。
釜を組んでピザを焼いてみたい。

今年はどんなことをやってみたいですか?
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はにわの森では「源」(水源からの水、たき火の火、釜づくりの土、吹き抜ける風、薪や建材としての木、刃物などの金属など)、つまり根源的なモノを直に肌で感じる機会を大切にしています。
時には「前日の雨で薪がしけっていて、調理にめっちゃ苦労した!」ことや、「風が強くてテントが吹き飛ばされるかと思った!」なんていうこともあるかもしれません。
そんなフィールドで、ミーティングによって何をするか(毎食のレシピも含め)、そのつど決めていく「フリープログラミング」形式を取っています。

時には「肝試ししたいけど、恐いから反対されて、ナイトウォークにやむなく変更」することや、「キャンプファイアーしたい意見が集中したものの、大量の薪割に励む」こともあるかもしれません。
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変化が速く、先の見えない次の時代を切り開いていくこどもたち。
私たち大人が「彼らにしてあげられること」って何でしょうか。
スタッフ一同、上から教えること(いわゆるチョーク&トーク)はひとまず脇に置いて、自発的な学びが発動する環境整備に注力しています。
私たちから先回りして声を掛けるのは「本当に危険で体験してはいけないこと」が起こりそうなときだけ。

成功も失敗も糧にして、「しなやかに生き抜く力」を身に着けて欲しいと願っています。